一泊二日の一人旅 in 岩手(二日目)1

さて、本日は見所満載。朝、いつもと同じ8時前頃に起きて、九時にはチェックアウト。さすがに東北の朝はとっても寒く、寒いとこ好きなぼくはまず大満足。そして、中尊寺へ移動。このお寺は、松尾芭蕉がかの有名な“夏草や 兵どもが 夢の跡”という詩を詠んだ所としても有名です。


国宝に指定されている金色堂は、さすがに圧倒的で、その存在感はある種感動的でもありました。当時の人は極楽浄土を表現するために、金銀など贅のかぎりをつくして仏さまなどの造形品を建立したそうな。だから、仏さまたちは皆一様に穏やかで極楽感満載なんだけど、極楽を守る神様(金剛像)たちはいつも厳しい顔つきで、緊張しっぱなしって感じ。キンキラの仏さまたちは、優雅でイイかも知んないけど、そこを常に守ってなきゃいけない金剛さまたちにとっての極楽とはなんなんだろうな〜、なんてふとおもっちゃいました。


せっかくなので、おみくじを引くと中吉。

今までの苦労がついに報われる時が近づいてます。多少の難事がふりかかってきてもイライラせずに冷静さを保つことが重要です。〜あなたの運気は上昇ムードにありますから、自信を持って進めば必ず納得の行く結果が得られるはずです。

いまのぼくには嬉しいお言葉! 


その後、中尊寺から約3.2kmほどある山道のハイキングコースを通って毛越寺へ。このときはまだ天気もよくて、午前中の固い冷気を心地よく感じながら、HALCALIを聴いてノリノリのハイキング。今回の旅では、ほとんどずっとHALCALIを聴いていました。シングルにもなった「ストロベリーチップス」も大好きだし、爽やかな気分には「晴れ時ドキ」がぴったり。谷川俊太郎がリリックを書いた「芝生」は、彼自身の朗読が曲中に挿入されるんだけど、その詩が最高に良い。大自然の中で聴くと感動すら覚えます。

そして わたしは いつかどこかから来て 急にこの芝生のうえに立っていた。
成すべきことはすべて わたしの細胞が記憶していた。
だからわたしは 人間の形をし 幸せについて語りさえした。 

Produced by FPM featuring 宇多丸の「若草Dance」は、オールドスクールガラージチューン! ぼく的にはこのアルバムのベストトラックです。これはマジおすすめっす。


音樂ノススメ

音樂ノススメ


ノリノリで山道を通って、毛越寺へ到着。平安様式で作られた庭園が有名なこのお寺は、とっても広くてなんだかチルな感じ。平泉はここが最後で、次は花巻というところへ温泉に入りに行きます。前回も書きましたが、東北本線は1時間1本しかないので、このお寺で岩手名物のお餅を食べて時間調整。お餅大好き。