UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ<グループG>:ヴァレンシア at ジュゼッペ・メアッツァ 0-0

引き分けでしたが、グループステージは突破。これはプラン通りでしょうね。でも、後半の内容はいただけなかったなぁ。今日の試合、なんか中心選手がやたらと苛立ってたんですよね。ヴェロン、スタンコビッチは元々熱い選手だけど、今回はアドリアーノまで。それがモチベーションを高めるような方向に向かえば良いんだけど、パスミスになったり、不用意なファウルになったり。アドリアーノに至っては、試合終了直後マンマーカーのカネイラともみ合いレッドカードを頂戴してしまいました(これは審判のジャッジもかなり問題ありなんですが)。次節は消化試合なんで、赤紙自体は大したことないんですが、点がとりきれないチームに対して、この三人、特にアドリアーノは相当責任を感じているようです。アドリアーノは全然悪くないんですけどね。とにかく焦れていました。そんな中目立っていたのが、ゼ・マリアとカンビアッソ。常に冷静にチームのバランスを取り、非常に効果的なプレーを見せていました。あと、今回スタメンだったダービッツも徐々にコンディションが上がって来ているみたいで、攻守に渡って良いプレーを連発していました。今後、中盤センターはカンビアッソダービッツで定着するんじゃないかな。あと、アドリアーノの相棒の件ですが、ぼくはビエリが一番良いと思います。マルティンスは怪我から回復したばかりなので、まだ本調子じゃないのかもしれないけど、アドリアーノがサイドに流れることが多い昨今、センターにビエリという柱があると、攻撃の安定感が全然違う。ビエリのコンディションがもうちょっと上がってくれば、得点力も圧倒的に向上するのではないでしょうか。たしかに、マルティンスの予想だにつかないプレーは面白いし魅力的なんだけど、あくまでオプションなのかなぁ、って思いました。