セリエA第3節ーアタランタ戦

ブルディッソのデビュー戦となったアウェーのアタランタ戦。スタンコビッチカンビアッソの中盤センターがまったく機能しないという異常事態に加え、トルドの信じられない判断ミス、マテラッツィの度重なるポジショニングミスにより、異様な苦戦を強いられました。しかし、まぁ、この試合はアドリアーノでしょう。機能しない中盤のため、前線で溜めを作ったり、サイドに流れたり。大活躍ですよ。おまけに終盤、試合を決めたあのシュート!もう誰も止められないでしょう、あれじゃあ。あの時間帯に、あの状況で、あの距離から打ったシュートとは思えない。なんだか、プレーのひとつひとつが伝説になるような、そんな気さえします。アドリアーノは、最近全然休みがないので、ミラノダービーやローマ戦に万全のコンディションで迎えられるようにターンオーバーしてもらいたいものです。あと、ブルディッソについてですが、今回、バックパスによる失点を食らってしまいましたが、アレは彼のせいというより、トルドの判断ミス&パスミスマテラッツィのポジショニングミスが主な原因ですからね。ちなみに二点目の場面もマテラッツィがマークを外していたのが主な原因でしょう。ブルティッソはカバーリングやポジショニングも的確で、ウワサ通りかなりクレバーな選手のようです。オリンピック出場のため、他との連携に問題があることは否めませんが、フィットしてくればかなり安定したディフェンスが期待できそうです。