東京ヴェルディ1969 - レアル・マドリー

ぼくの中でレアルといえば、やっぱりミヤトビッチであり、レドンドであり、モリエンテスだったりするんです。だから、昨シーズン、豚がやってきたあおりを受けて、モリエンテスが放出されたのはとても悲しかった。まぁ、今シーズンはカマーチョ体制になってモリエンテスも無事復帰し、グティなんかにも活躍の場が与えられそうなので、ようやく少しだけレアルらしさが戻って来たかな、なんて思っておりました。この試合で一番印象に残ったのは、グティ→ラウール→モリエンテスでとった3点目。解説の風間とかは、豚がセンターに張ってないと攻撃の形が作れないなどとほざいていましたが、ぼくは彼らが有機的な連動でとったこの3点目にレアルの明るい未来を感じました。そういえば、ゲオルゲ・ハジが昨シーズンのレアルについて、こんなことを行ってました。「ロナウドは個人での得点を最優先するが、モリエンテスグティ、そしてラウールはチームでの得点を最優先する。わたしは後者のほうがよりレアルらしいスタイルだと思う」。ぼくもまったく同感でありました。