続き。

後半30分をすぎたところですが、こりゃギリシャの勝ちですな。
ポルトガルは選手各々がボールを持ちすぎです。
ギリシャのように組織的な守りをするチームには、
素早いパスまわしで崩していくしか手がないんですよ。
なのに、ポルトガルはパスをもらってもまずドリブル。
ドリブルをすれば、それだけ攻めが遅れるワケで。
それだけギリシャは守り易くなるワケです。


そもそもこの試合、ルイ・コスタをスタメンで使った時点で
負けは決定したようなもんですよ。
デコをスタメンで使っていれば、
ここまでギリシャにやりたい放題にはさせなかったでしょう。


この試合のMVPは間違いなく先制弾を決めたカラグニスでしょう。
前半はフィーゴを徹底マークして、ポルトガルが波に乗るのを防ぎ、
さらに隙を突いて一得点。前半のみでの交代でしたが、完璧な内容でした。
でも、ギリシャはチーム全体が満点のプレーでした。


ちなみにポルトガルの戦犯は、ルイ・コスタフィーゴですね。
彼らはテクニックに固執しすぎてチームのリズムを完全に消してました。
後半から入ったC.ロナウドはPKこそ与えてしまいましたが、
その後は孤軍奮闘してたと思います。
あと、マニシェもチームにリズムを作ろうとがんばっていましたが、
前述のふたりがそのがんばりをふいにしていました。


まぁ、監督がフェリポンの時点で予選敗退もありうるな、
とは思いましたが。


ぼくはインテルの選手がいるチームを中心に応援します。