来期について1

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040405-00000003-spnavi-spo.html


UEFAカップ準決勝進出やユベントスに3-2で辛勝するなど、
ようやく復活の兆しが見えてきた我がインテル
負傷者も徐々に戻ってきて、ようやく本来の姿になりつつあります。
そんなインテルの会長ファッケッティさんが、
来シーズンのザック続投を明言しました。


個人的にはこれで一安心。
もちろん、マンチーニも素晴らしい監督だし、
彼が率いたインテルも見てみたいけど、
とにかくいまのインテルの目標は、
ビッグクラブとしてまともなチームになること。


長期政権でなければ、
まともなチーム作りなどできるはずありません。
むろん、クーペルも個人的にも最高に好きな監督でしたが、
彼のチームはあまりにも勝負弱すぎました。
その点で、ザックの場合は安心できそうですが、
問題は監督の戦術ではなく、絶対的なリーダーの不在です。
ぼくは以前から散々言ってますが、いまのインテルには必要なのは、
ロイ・キーンダーヴィッツなど強烈な精神力を持った強い選手。
そういった選手がいれば、
先のミラノダービーのような敗戦はグッと少なくなるでしょう。


あとは、超優秀なフィジカルトレーナー。
このポストは是が非でも補強しなければなりません。
インテルのまとまりのなさは、
怪我人が多すぎて固定メンバーで戦えない、
という部分にも大きな原因があるからです。
事実、今シーズンもザネッティエムレ、アルメイダが
ケガで離脱すると中盤の構成力が一気にダウンして、
地獄の4連敗という事態に陥りました。


フィジカルトレーナーの補強は、
優秀な選手4〜5人分の価値があります。
この人事だけは監督が誰になろうと、
絶対的に必要な人事だと思います。


明日は来シーズンのインテルに必要な選手、
必要ない選手について書きたいと思います。