セリエA第14節:メッシーナ at スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ 5-0


インテルの得点:アドリアーノ(3分、14分、36分)ミハイロビッチ(55分)、ビエリ(84分)


インテル
GK1:フランチェスコ・トルド→(49分レッドカード)
DF4:ハヴィエル・サネッティ
DF2:イヴァン・コルドバ
DF11:シニサ・ミハイロビッチ
DF16:ジュゼッペ・ファヴァッリ
MF19:エステバン・カンピアッソ
MF6:クリスティアーノ・ザネッティ
MF7: ファン・デル・メイデ→15:カリーニ(49分)
MF25:デヤン・スタンコヴィッチ→13:ゼ・マリア(85分)
FW32:クリスティアン・ビエリ
FW10:アドリアーノ→8:エドガー・ダーヴィッツ(79分)


いや、得るものの大きな試合でした。まずは、今季初の完封。これが一番大きい。前節ユベントス戦に続き、ミハイロビッチコルドバがCBでコンビを組みましたが、非常に集中して常にラインを高い位置に置き素晴らしいパフォーマンスをみせてくれました。このプレーが今回の爆勝の大きな要因です。そして、中盤センターでコンビを組んだザネッティカンビアッソのバランスを意識したディフェンスも、今回の完封に大きく貢献していると思います。やはりぼくは、中盤センターは、この二人のコンビがベストだと思います。あと、柳沢のスーペルプレーによりトルドが退場し、カリーニが初出場。いきなりPKという大役を任されるも、一回目のやり直しを経てこれを見事にセーブ。高い能力を証明してみせました。
そして、先制しても追加点がなかなか獲れずトドメを刺せなかったこれまでとは違い、獲るべき所でしっかり得点できたのも非常に大きかった。意外なことにアドリアーノは今回がセリエA初のハットトリック。あとはビエリの完全復活。ようやくインテルの重戦車“ボボ”ビエリが帰ってきました。しかも、ディフェンスを背後に引き連れての強引なゴール。ムードメーカーである彼がノッてくると、インテルは強くなるのです。クーペル政権一年目を思い出していただければ、それはよくわかると思います。まぁ、正直、優勝は厳しいと思うんですが、ぼくはまだ諦めていません。今季のインテルはここから始まります。