セリエA第4節:ASローマ at スタディオ・オリンピコ 3-3

ヘディングから得点も決めたカンビアッ

ローマは新監督デル・ネーリの初采配となる今節。結果から言えば、合計6得点も入る激しい試合となりました。インテルは前後半通じて、カンビアッソがディフェンスラインの前でレドンドを彷彿とさせるクレバーな好プレーを連発していましたが、結局は3失点を喫してしまいました。一時は2点差を付けていただけに、非常に残念です。しかし、今日の失点に関しては、前半の1点目以外は仕方がないでしょう。あれはもうディフェンスうんぬんというより、ローマの気合い勝ちです。トッティフリーキックなんて、あんなの誰も止められないっすよ。ただ、優勝を狙うチームであれば、2点差をつけた時点で勝ちを決定的なものしなければならないのも事実。ブルディッソ&コルドヴァのセンターバックは日に日に良くなってきてはいるけど、ラインの組織という点ではまだまだ課題が残ります。ディフェンスライン4人の意思統一は、今後インテルが早急に改善すべき弱点です。次々節にはミラノダービーが控えているので、そこまでには何としてもある程度は立て直して欲しいものです。