Stereolab / Dots and Loops

rekoba2004-06-22

  • 無意味にコジャレた音楽だ。
  • 音楽より洋服のほうが好きな人が聴いている。
  • カーディガンズと大差ない。
  • ぼくの嫌いなレコ屋zest好きが好きらしい。
  • オリーブ少年が好きな確率が高い。
  • ファンがキモそうだ。


偏見が洋服を着て歩いているような人間であるぼくは、
以上の理由でこれまでステレオラブを頑に避けてきました。


でも、G.RinaのmixCD“Destination:Tokyo”に収録された
Flower called nowhereという曲が強烈にカッコよく、
JazzanovaのAlexがこの「Dots and Loops」を
All time favoritesに挙げてたので、
これまで持っていた(ほぼ音楽とは関係ない)偏見を捨て、
勇気をだして(いまさら)聴いてみることにしました。


ゴメンなさい。
All Apologiesです。
すべてぼくが悪かった。


このアルバム、最高です。
これは歴史的名盤でしょう。
しかし、ジョン・マッケンタイアはホントにスゴい仕事をしますな。
ぼくが一番真剣に音楽を聴いていた当時に
余計な偏見に支配されることなくこの作品を聴いていたら、
ぼくの音楽感も少し違った未来を歩んでいたかもしれません。
それぐらいのことを思わせる、すさまじい完成度を誇る作品。
ポップミュージックの異端児が到達した究極形がココにあります。


http://www.stereolab.co.uk/